美食 淡路島

旅の目的は「鮨」。
地の恵みが煌めく
淡路にしかない味と技。

 四方を海に囲まれた淡路島ならではの「島の鮨」に惚れている。瀬戸内屈指の好漁場に恵まれたこの島には、22もの漁港がある。質の高い魚介が手に入るのは、漁師や仲買の努力あってこそ。活け越しや神経締め、卓越した養殖技術など、海の男たちが工夫を重ねてきた賜物なのだ。だから鮮度良きネタを供する鮨屋も多い。普段使いのカジュアル鮨から、わざわざ行くべき高級系まで。淡路島は、鮨が旨くて然るべき場所なのだ。
 今回は、素材のポテンシャルを最大に高める、職人技が光る3つの名店を紹介。素材•器•設え・味…どれも見事な名店はじめ、代替わりを経て楽しみを増した老舗の存在も。素材力に甘んじることなく、伝統を守り進化を続ける。気鋭の職人から目が離せない。

今、行きたい 至極の3店