淡路島のおいしい食材
淡路島たまねぎ
甘くてやわらかい淡路島のたまねぎ
温暖な気候と肥沃な土壌、淡路島の農家が一手間も二手間もかけることでおいしさが際立ちます。
全国的に有名な淡路島たまねぎは、おいしさで人気。その秘密は、他の産地のたまねぎと比べて甘くて柔らかいことです。
兵庫県立農林水産技術総合センターの研究によると、甘さの成分である全糖含量が約9~10%と他の産地に比べて高いこと、辛みを示すピルビン酸が少ないことが分かりました。
このおいしさは、品種を選び、じっくりと時間をかけて育て上げ、丁寧に乾燥させる淡路島独特のたまねぎの栽培方法によって得られます。
淡路島では、11月~12月頃に苗を植え付け、厳しい冬を経て5月~6月に収穫します。実に6~8ヶ月をかけてじっくり育てているのです。
また、収穫したたまねぎは、さらにもう一手間かけ、淡路島にしかないたまねぎ専用の家「たまねぎ小屋」に吊し、自然の風を利用してゆっくりと乾燥させます。この間に甘さが増えていくのです。そして、より長く消費者の皆様にお届けするために、7月中旬~8月にかけて大きな冷蔵庫に保管し品質を保ちながら11月~2月頃まで出荷を続け、淡路島たまねぎを長くお楽しみいただける工夫をしているのです。
このおいしさは、日本全国はもとより、台湾で行った販売会でも大評判を得ました。
淡路島のたまねぎ生産者は、平成22年「淡路島たまねぎ」の地域団体商標を取得し、この特徴を消費者の皆様にお知らせする活動を開始しています。
オススメの時期
4月~2月
主なお問い合わせ先
あわじ島農業協同組合 TEL.0799-42-5200
淡路日の出農業協同組合 TEL.0799-62-6200