淡路島のおいしい食材

マアジ

黄色に輝く淡路島のマアジ

回遊しているものが多いマアジですが、餌が豊富な岩礁や磯に居ついて餌を充分に食べたものは、体高があり体色が金色を帯びてくるため、「きあじ」、「めっくり」と呼ばれます。マアジは味の良い魚の代表ですが、殊に居つきの「きあじ」「めっくり」は、身の締まりと脂の乗りがよく、味が濃いのが特長です。しかも、いわゆる青魚臭さはまったく感じられないので、非常に上品です。〆た直後は、食感と適度な旨み・甘みにより味にキレを感じ、寝かせると旨みと甘みがより強く舌に残るようになります。
マアジは、淡路島のほぼ全域で小型底びき網、定置網、一本釣りにより漁獲されています。沼島で一本釣りで獲れる「きあじ」は、漁獲後に魚が痛まぬよう手で触れずに針をはずして活け間(船の水槽)に入れ、活け越しするなど、最新の注意を払って取り扱われており、「ぬしま鯵」としてブランド化を図っています。

オススメの時期

5月~10月

主なお問い合わせ先

一般社団法人淡路水交会  TEL.0799-22-0480